超昂天使エスカレイヤー メーカー名:アリスソフト 発売日:2002/08/02 メーカーホームページ:http://www.alicesoft.co.jp/ 評価:B+(75点) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― |
おにぎりくん絵買いです。特にミストレーヌ&遼子たんに激しく(;´Д`)ハァハァでした。 【システム】C システムは昔から軽快さと安定さには定評のあるアリス謹製のものを採用。動作面で不快に思うことは全くありませんでした。やはり,強制終了やフリーズ等で悩まされることが無いというのは非常にいいですね。 ただ,いつも言っていることですが,ここのシステムは時代遅れで使い勝手が悪い……。取り敢えず,バックログ機能が存在しないこととDVDレスでのプレーが出来ないことは大きくマイナスだと思います(なお,この2点については現在OHPでパッチを配布して対処済み。プレー前に導入することを強く薦めます)。いい加減,システムを刷新して機能の充実を図る時期だと思うんですけどねえ……。 【音声・音楽】音楽:B,音声:A+ 音楽は可もなく不可もなくといったところだと思います。作品にはあっていたんですが,これといって聞き応えのある楽曲があるわけではなかったです。アリスソフトの作品は,いつもだと「これはっ」と思うような名曲が必ずあるんですけど,今回はそういうのは無かったですね。全体的に自己主張の少ない,おとなしめな感じだったと思います。 他方,音声は凄すぎ。全く文句のつけようがありませんでした。特に男性声優の豪華さ・力のいれ具合には思わずニヤリとしてしまいましたね(まさか飯塚氏を使ってくるとは……w)。男女とも上手すぎです。しかし,これだけ配役が巧みでしかも豪華な声優陣をつれてこれるのに,いつもは声入れないところがアリスソフトのにくいところと言うかなんというか……(w。◎。 【絵】A+ 担当は前述の通り「おにぎりくん(おにくん)」氏。文句なしの出来。この人の絵は,可愛いのにエロさがにじみ出る絵なんですよね。安産型のポッチャリとした体格なので,一般的な萌え絵とは違いますが,私はどっちかというとこっちの方が好きだなあ。◎。 【エロ】A 凄まじいまでの充実度。量・質とも,エロに関しては他作を圧倒するほど。徹底してエロさを追求するその姿勢には大いに好感が持てます。戦闘コスチュームや制服を中心として,さまざまなコスチュームでの着衣Hも揃っているので,着衣Hスキーや戦う変身ヒロイン属性保持者の方にもきっと満足出来る出来かと思いますね。取り敢えず,ヌキゲーとして買ったなら,その期待が裏切られることはないのではないでしょうか。 ただ,話の設定上,処女破瓜やHへの背徳感等はまったくないので,その手の「ピュアな」Hをお望みの方には厳しいと思います。Hに清純感とか処女属性を要求される方は要注意。あと,おにぎりくん担当作品の常で,ふたなりが多数登場しますので,苦手な方は注意されたい。個人的にはナナカのふたなりは抜けましたけど,ミストレーヌのふたなり化ははっきり言って蛇足だったような気がしました(ラスト直前でいきなりふたなりにされてもねえ……。唐突すぎ)。 【シナリオ】C− 担当は「HIRO」氏。個人的には余り面白くなかったなあというのが正直なところです。結論の付け方も尻切れトンボといえるくらい,中途半端でしたし。別にシナリオが読ませる程の出来ではなく,かといってギャグや日常会話が面白いわけでもない。ただエロとエロを繋ぐためにあるだけ,というような印象を受けました。これはHIRO氏がシナリオを担当したアリス作品全般にいえることだと思うんですが,氏のシナリオは内容が薄めで,絵に喰われてしまう印象を受けます。特に,氏とコンビを組む原画家のレベルがいつも高いので,一層シナリオの至らなさというか平凡さ,もりあがら無さが気になってしまうんですよね。今作もシナリオはあくまでオマケ,という扱いを受けてしまったことが非常に残念でした。これでもっとシナリオ方面にも力を入れていたらなあ……。 【結論】B+ 「充実したエロが満喫出来る,戦う変身ヒロインものの良作。あとはシナリオとシステムが課題か」。ヌキゲーとして買われるのであれば,決して後悔しない出来だと思います。OHPのサンプルを見て良いと思ったら間違いなく買い。反面,シナリオに期待したり,一般的な純愛系のHを期待したら負け。良くも悪くもアリスソフトのエロゲーなので,一筋縄ではいかないエロであることは認識すべきだと思いますね。個人的にはかなり抜かせて貰いましたので満足でした。 好きなキャラ→ミストレーヌ。あのコスのままでの本番HがあったらA評価だったんだけどなあ(w。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― レビューデータベースに戻る |