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 けがれた英雄〜邪淫聖女狩〜
 メーカー名:Clockup
 発売日:2002/09/13
 メーカーホームページ:
http://www.clockup.net/         評価:B−(65点)
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 何事でもそうですが,徹底されると爽快ですら有ります。例え他が全てクズでも。そんな作品。

【エロ】S
 作品全体を一言で表せば「ファンタジー風味のエロシチュ集」だと思います。ともかくエロイ。純愛H,リンカーン,孕ませ(特に化け物系の孕ませ多し),レズ,フェラ,触手,サドプレー,プレイヤー恥辱……。ファンタジー系世界で考え得るほぼすべてのエロシチュを網羅している感があります。エロテキストも担当者によって若干の差はあるものの,ほぼすべてが丁寧且つネチネチとエロを描いており,抜けるテキストになっていると思いました。また,それを演じる声優陣も豪華で,このゲームほどエロにおける音声の重要性を感じたものははない,と言えるくらい,抜きに音声が貢献していたと思います。

【絵】A−
 担当は「箱入猫子」氏(女史?)と「刑」氏。両者で絵柄に差があるものの,作品中では上手くコンビネーションがとれていたのではないでしょうか(ここら辺,塗りの巧さがカバーしているのかも)。絵柄的には両者とも綺麗で,個人的には◎でした。

【音楽・音声】ともにA+
 音楽は格好いい系のものが多いです(特にOPなど)。久方ぶりに「お,この音楽いいな」と思わされましたね。
 一方,音声も超豪華声優陣が喘ぎまくり。大満足。

【シナリオ】E
 結論。クズ。
 ……シナリオですが,明らかに破綻しています。これが上で「シチュ集」と言った理由。シナリオに沿ってエロを配置する,というよりは,エロシチュを1つのゲームにまとめるために1本の緩やかなストーリーを考え出した,というのが受けた印象。また,行動選択の幅を広げたことがかえってシナリオ上の矛盾を生む,ということも。いずれにせよ設定が良いだけに勿体ないと感じました。

【システム】E
 結論。クソ。
 ……最大の問題がシステム。必要なものは一通りそろっていますが,動作が重い(特にメッセージスキップの遅さが致命傷)。パッチ導入&800×600に切替ても動作がともかく遅いので,快適にプレーできないのがマイナス。あと,セーブデータに「何日目のいつなのか」が記録されると便利だったのに,とも思いました。

【結論】B−
 このゲームはまさしく「エロ」ゲーですね。いつもと評価項目の並び順が違うことからもおわかり頂けるのではないかと思います。
 はっきり言って,ゲームじゃ有りません。シナリオはクズ,システムはクソと,ゲームとしては最悪。でも,そのような欠点を補っても余りあるほど,徹底されたエロが却ってすがすがしい位でした。
 ゲームとしてクズなので,これ以上評価を上げることは出来ませんでしたが,私の心の中ではもっと評価は上です。「エロ」としての評価がS,「ゲー」としての評価がE。2つ合わせてB−とお考え頂ければと思います。エロく無ければエロゲーではない,そんなことを再認識させてくれるゲームでした。


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