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 戦女神2〜失われし記憶への鎮魂歌〜
 メーカー名:エウシュリー
 発売日:2002/10/25
 メーカーホームページ:
http://www.phoenix-c.or.jp/~eushully/      評価:A(90点)
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 大艦巨砲主義の旗印の下,中毒性の高い大型RPGを輩出し続けるエウシュリーの新作。前作「幻燐の姫将軍」はゲーム自体は面白かったものの,シナリオの薄さ・エンディングのおざなりさにガッカリした記憶があるんですが,果たして今回は……?

【ゲームシステム及び内容】
 ゲーム内容としては,ダンジョン型RPGとオーソドックスなAVG(日常パート)の混合。
 AVGパートは移動場所を選んでイベントへという形式なんですが,はっきり言ってウザイです。というのも,場所Aから場所Cや場所Dに移動するとき,必ず場所Bを通過しないと行けない仕組みになっているからです(セリカの屋敷内でどこに行くにも必ず玄関を通過しないとダメなのが好例)。なので,イベントを一通りこなそうとすると,とんでもないクリック数を要求されます。ここら辺はどうにかならんのかと思いましたね。
 一方,RPGパートは秀逸の一言。かなりはまります。重装備が速度低下に繋がる等,理にかなったゲームシステムになっているのは流石。アイテムの多さや隠しダンジョンの多さ等,やり込み要素も抜群。かといって,無意味に難易度が高いわけでもなく,私みたいなヌルゲーマーでも何とかプレーできるように,適度に難易度調整が行われています。まあ,とはいってもかなり大変ですが(´Д`; 腕に自信のある方は2回目以降難易度を上げることもできますし,万人にお勧めできるゲームではないかと思います。◎。ただし,かなりのプレー時間が(それこそ云十時間単位で)必要となるので,時間の余り無い社会人には厳しいかも。

【システム】C−
 うーん……。ちょっと使いにくいですね。機能的には必要なものが揃っていて文句なしなんですけど,例えばキャラ間で装備画面を切り替えたり魔法等を使おうとするとき,何回もクリックしないとダメ(反応が悪いのではなく,そういう仕様)なのは面倒。特に,この作品のようにステータス画面でかなり多くの操作を,しかも高頻度で行うゲームにおいては,こういう煩雑さはプレイアビリティの観点からいうと致命傷。もうちょっと使いやすさに拘ってシステムを作って欲しかったですね。あと,当方の環境ではフルスクリーンで起動しないと画面が乱れる障害がでました。

【絵】A
 担当は「鳩月つみき」氏。鎧のデザインが独特で,ちょっと癖のある,でも可愛い絵を描かれる方だと思います。個人的にはロカやマウア,ハイシェラやターナなどの絵が好きですね。特にロカたん(*´Д`)ハァハァ Hのときも良い感じで着崩してますし,着衣Hスキーとしては満足ですね。

【音楽・音声】音楽・音声ともB
 音声に関してはピンキリ。メイン系は皆上手ですけど,サブキャラの演技は×。サブの中には「新米さん?」といいたくなるほど酷いものも有りました。メイン系,特にロカとかマウアの演技は良かったんですけどね。
 音楽は印象に残る曲こそ無いものの,作品に良くマッチした出来だったと思います。

【エロ】A−
 ファンタジー系のHが好きな方には垂涎ものかと。着衣Hが中心で抜きまくり。大満足。しかも,オマケのノベルゲームにもエロが入っていて驚きですわ。(他に比べると薄いとはいえ)エロもちゃんと充実させようという姿勢は高く評価したいところですね。ただ,鎧のデザインが独特なので,ファンタジー系着衣Hスキーの観点から見ると少し微妙なところがあるやもしれませんね。

【シナリオ】B−
 で,シナリオ。ここの作品は昔から「ゲームとしては面白いんだけど,シナリオが並レベルで印象に残らない」というのが私見なのですが,今作もやはりそうでした( ̄∀ ̄;)。決して話のレベルが低いとか破綻しているとかいうわけではないんですが,話のまとまりに欠けて雑多な感じを受けます。第6章(「束の間の休息」)のように宿で規定回数寝ることが話を進める条件だったりすると,話のテンポが狂ってしまったりしますね。また,エンディングも相変わらず尻切れトンボでショボい印象を受けました。話の筋自体は良いんだけど,それを上手く活かせていない点が多いのが残念なところ。
 また,特に今作はキャラ数が多いので,1キャラ当たりの作り込み・彫り込みが不十分になってしまった点も残念。もう少し登場キャラを減らして,その分1人1人しっかりとエピソードを充実させた方が良かったのではないかと思いました。
 あと,この作品,オマケで戦女神1の内容を振り返られるノベルゲーがついてきます。こういう試みは前作をプレーしていない人にとってはとても親切で,大変良いと思いますね。ただ,戦女神1のシナリオにノベルゲーにするほどの深みがないのが問題ではあるのですが(´Д`;

【結論】A
 「やりこみ甲斐のあるRPG超大作」。紙芝居ゲーに飽き気味の方には大いにお薦めできます。個々の要素を抜き出して評価するとあまり突出したものはないですけど,1つのゲームとしてまとまったときの総合力としては◎ですね。しっかりとゲームになっている点は高く評価できると思います。後はもう少しユーザーのことを考えたシステムを積み,シナリオのレベルアップを図れば,満点も狙えたソフトだと思いますよ。しっかりとした「ゲーム」をやりたい方,時間に余裕のある方には是非プレーすることをお薦めします。

 最後に,ロカたん(;´Д`)ハァハァ……(´-`).。oO(ロカたんのイベントをもっと増やして欲しかったなあ)


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