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 レベルジャスティス
 メーカー名:ソフトハウスキャラ
 発売日:2003/12/12
 メーカーホームページ:
http://shchara.co.jp/       評価:A−(80点)
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 メーカーデフォ。今回も「遊べる」ゲームを期待して購入しました。このメーカーのゲームでいつも問題になる「エロ薄」と「作業感」は,今回克服できているのでしょうか……?

【ゲームシステム・内容】
 怪人の作成・戦闘員の育成・資金調達・戦闘等を通じて主人公の所属する悪の組織を大きくし,正義の味方たちをやっつけて最終的には町を支配しようというゲーム。形容が難しいですが,とりあえずSLGであることは確かです。

 いつも感心することですが,各種イベント(メイン陣だけでなく,雑魚キャラにも会話やHが有るのには感心)がふんだんに用意されています。ですので,やっていて楽しい。また,育成などもボタンを選択するだけで良いので,SLGにありがちな数値調整等といった煩雑な操作・思考は不要です。何が必要かだけ頭の中で考えて,後はその必要な内容に合うコマンドを選択するだけで良いので,小気味良かったです(私は煩雑な操作を強いるゲーム(従前の調教ゲームなど)は苦手なので,このゲームシステムは助かります)。取り敢えず論より証拠。どんなものかはweb上で公開されている体験版を是非プレーして確かめて頂きたい(製品版も内容は殆ど変わりません)。

 ただ,相変わらずの作業感は健在で,いつも同じことの繰り返し(しかも支配率をとっとと上げないといつまで経っても終わらない)なので,段々作業と化してくるのは残念。イベントが多いのは事実ですがそれ以上に何も起きない日が多いですし,また,いつもやることは殆ど変わらないのと,タイムリミットが明確でないあたりも原因であるような気がします。例えば「大悪司」とかは同じことの繰り返しでも作業感を感じなかったのに,このメーカーさんの作品ではいつも繰り返すのが億劫になってくるんですよね。もう少しイベントを詰め込むとか,期限をタイトにするとかしないと,この「作業を強いられている」という感じはどうしようも無いんじゃないかと思いますね。いつものことながら,惜しいなあ……。


【システム】D
 おおむね必要な機能はそろっていますが,配置が独特で(例:メッセージスキップはCtrlキーか右クリック)やや使いにくい。また,セーブ&ロードがアジトでの行動選択時にしかできない(他はいったんタイトルまで戻らないとロード等ができない)のは意外と面倒だし,使い勝手も悪かったです。

 あと,これは私の環境に依存した症状かもしれませんが,(1)OPムービー後,音声・音楽がブレる(OP後の行動選択画面でセーブをし,起動し直すと元に戻る),(2)時折「メモリが不足しています」という表示がでる,(3)稀に強制終了してしまう,等といった不具合が生じました。前作まではなんら支障なく動いていたんですが,今回はなぜか不具合が多くてちょっと不満でした。


【絵】B+
 担当は「佐々木珠流」氏。いつもながら独特で可愛らしい感じの絵を描かれる方です。この人の絵だとなにかほのぼのとした感じになるのがいいですね。絵に色気やエロさはないですが,作品の雰囲気には合っていてかなり良かったです。○。ただ,エロ絵の際にやや顔が崩れ気味になるのは(いつものことですが)やや不満かな。


【音楽・音声】音楽・音声ともA−
 音楽は結構良いと思います。特にOPの音楽なんかは好きですね(ムービーとのはまり具合も◎)。良い意味でB級感がでているのが気に入りました。

 他方,音声は男性も含めてフルボイスで,レベルも高い。というか,このメーカーではおなじみの面子(アトリエピーチ系の声優さん)なんで安心して聞けます。掛け合いとかも巧くて,聞いていて楽しかったです。ただ,演技力に差がある(メイン系は良いのですが,脇役や男性キャラの声がちょっと……)のと,ヘルオー(@紫苑みやび)の声が合わなすぎるのはちょっと気になりました(個人的には紫苑さんはロリキャラよりもお姉さんキャラの方が合っていると思うなあ。たとえば「ブラウン通り三番目」のセラねえさんとか)。


【シナリオ】B+
 いつもシナリオは有って無いようなもの,とこき下ろしてきた気がしますが,今回もその点に関しては同じ。結末近くに若干込み入った話が組まれていますが,それ以外は大まかな話の流れ(ヴァルキルとSAFEを巡るやりとり)があるだけで,シナリオ単品で売りに出来るようなものではありません。

 ただ,今作はいつも以上に日常会話が面白い。ほのぼのマターリとした会話が結構ツボにきました。あえて(戦隊ものとしての)リアル志向に走らず,B級に徹しているところが勝因ではないかと思います。この会話のおもしろさが,ややもすれば作業と化してしまいがちなゲームシステムの欠点を巧くカバーしているのは感心。取り敢えず,シナリオに関しては今までよりも前進したと思います。


【エロ】B−
 いつもエロ薄な感のあるソフトハウスキャラですが,今回はかなり健闘しています。特に今回は(1)主人公が何度もH(しかも中出しで)しないと満足できない体質であり,また(2)悪の組織側が正義のヒロインたち(コスチュームあり。大抵半脱ぎ)を犯すというシチュが中心なのが,いい方向に働いていると思います。いつもと違って今回はかなり抜かせてもらった(特にラブリーホワイトスター(唐紅葉月)は良かったですねえ)ので満足しています。

 ただ,例えばサラリーマンたちに輪姦されているシーンで女性の喘ぎ声がなかったり,複数回Hがあっても実際には省略されてしまうシーンが多かったりしたのは残念。ここら辺をどうにかすれば,もっとエロくて良いゲームになったと思うのですが。


【結論】A−
 「着実に進歩がみられる作品。今後はやはりゲームシステムに改善の余地があるか」。ここ最近の数作に比べて,間違いなくパワーアップした作品だと思います。常にプレイヤーを楽しませようと工夫してくるその姿勢には,いつもながら感心しました。ただ,だからこそ,繰り返し何度もプレーしたくなるような,そんなゲームシステムへの工夫が欲しい。行動選択が単なる作業になるのではなく,毎回頭を使って楽しみながら選べるよう,イベントの挟み方等を今後は熟考して欲しい,個人的にはそう感じました。


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