蟲籠・壱〜蛇淫の復讐歌〜
 メーカー名:アーカムプロダクツ TEAM暗黒媒体
 発売日:2003/05/09
 メーカーホームページ:
http://www.phoenix-c.or.jp/arkham/ankoku/     評価:D(30点)
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 DVD-PGって買うの初めてだったんですよ……。・゚・(ノД`)・゚・。

【システム】評価不能
 DVDビデオと同じですので,評価の対象にはしません。ただ,ヘタレな主人公の独白を延々と強制的に聞かされるので,ウンザリします。「ナレーション無しのシーレスなドラマ展開」という煽り文句が完全に裏目に出てます。台詞表示&クリックで音声キャンセルは欲しかったですねえ(;´д⊂)

【音声・音楽】音声:E−,音楽:D
 音声ですが……絶望的です。女性陣は「ぼくのむしかご」と相変わらずな面々で,ド下手。まあ,まだ女性だけなら耐えられたんですけど,今作は男・主人公含め完全フルボイスで最悪。「ぼくのむしかご」みたいにまだ主人公や男キャラの音声が無ければ我慢できたんですけどねえ。特に主人公のヘタレ声は,スタート5分で耐えきれなくなります。しかも今回は音声をキャンセルできないし(;´д⊂)。×。
 音楽は「ぼくのむしかご」と同一。ただ,主題歌のみ歌手が変わってます。歌も更に下手くそになってゲンナリ。

【絵】B+
 担当は変わらず「さえき北都」氏,「南野光」氏,「やくり」氏のお三方。今回,「さえき北都」氏分のCGが何点か加わってます(全体の1/3〜1/4位かな。後は「ぼくのむしかご」の使い回し)けど,追加分の絵のクオリティは文句なしです。可愛い絵柄なんだけど妙にエロい,そんな絵で満足。とくに高山や愛田の制服着たままフェラシーンは◎でした。

【シナリオ】D−
 はっきり言って面白くないです。ストーリーに何の深みもおもしろみも無いです。ちょっと流石にこれを3本見るのは無理っぽいですなあ д`;)。設定的にも相変わらず主人公は根暗でDQN,他のヒロインも深く物事を考えてなさそうな,そんなキャラばっかり。取り敢えず,シナリオ重視の方にはお薦めできません。

【エロ】A
 相変わらずエロは充実していますね。着衣H中心なのがとても良いです。ヌキゲー,というかエロ鑑賞ソフトとして買われるならまず損することはないはず。
 ただ,この作品のウリである「爬虫類・虫を使ってのH」に関しては,相変わらず不足してますね。前にも書きましたけど,本当は獣姦まで行って欲しかったです。まあ,今作もソフ倫のようなので,無理でしょうけども。
 あと,絵同様,大半のHが「ぼくのむしかご」の使い回しなのは注意。

【結論】D
 「エロだけゲー」。絵とエロ以外,何もありません。音声はヘタレだし,シナリオは面白くない。なので,エロゲーに付加価値を求める方には×でしょう。あと,主人公のウンザリとするぐらい長くてヘタレで音声×な独白に耐えられる耐性も必要かと。
 一方,(1)手軽にHシーンを再生できる,(2)インスト不要,(3)DVD再生可ならどこでも見れる,なので,エロだけを求める方には宜しいかと思います。
 ただね……。ちょっとお薦めはできないなあ。分量的にも内容的にも4,800円の価値があるかというと,ちょっと微妙ですね。これを買う位なら,「ぼくのむしかご」を刈った方がまだまとまっててボリュームもそこそこ有るから良いかも知れません。個人的には得るものが追加CG&エロくらいでガッカリでした。

 結論…………もうDVD-PGを買うのはやめます…………(;´д⊂)


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