r.p.m.〜瞳の中の想い出〜 メーカー名:e-Electriciteit 発売日:2002/10/11 メーカーホームページ:http://www.odessa.co.jp/electriciteit/ 評価:E(10点) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― |
ゲームって,つまんないと思った段階で終わりですよね……。 【システム】D システムは必要なものは一通りそろっています。……が,使いづらい。メッセージスキップが遅い,わざわざシステムを呼び出さないと終了できない,効果音や画面効果のスキップが不可,等々。あと,起動後の演出は演出としては○ですが,流石に毎回見させられるとはっきりいってウザイ。全体的に,演出に凝るあまり,肝心の操作性を犠牲にした感があります。 【絵】D パケ絵は最高。一方,ゲーム中の絵は他の方が描かれたのか,全く別物。取り敢えずレベルは標準的。ただ,一部キャラクター(鈴音や晶など)の立ち絵がピンボケしていたのは謎。私は,キャラの絵よりも,背景の拙さに愕然としました。こんな酷い背景は久しぶり。 【音楽・音声】C− 音楽は可もなく不可もなくといったところ。主題歌も2曲ありますが,個人的には「まあまあ」。音声は標準レベルではあると思います。ただ,Hシーンのあえぎ声が全般的に下手。あと,キャラにあっていない音声もありました(ここら辺は個人の好みもあると思いますが) 【エロ】D− エロは薄いです。それと,あえぎ声ばかりが続くのも少し気になりました。なので抜き重視の方にはお薦めしません。それと,個人的には,折角よく制服やコスチュームがデザインしてあるのだから,着衣Hになだれ込んで欲しかったなぁ(特に美月)。 【シナリオ】D+ シナリオは「日常生活を送る中でチームメイトの女の子と仲良くなりH」というものなので,シナリオ重視(感動系や壮大なものを期待される)の方には不向きかと思います。それと,正直,世界設定やGIRLS自体があまり上手く活かされていなかったように感じました。ただ,1つ1つのイベントはとても上手く描かれていると思います(料理大会などは笑った)単発ではなかなか良いんだけど,上手く1つにまとめられなかったという印象を個人的には受けました。 【結論】E 使い勝手が悪いシステム,抜けないエロ,Hシーンでの声優の演技力のなさ等とエロゲーとして問題山積みですが,なにより盛り上がりに欠けて面白くもなんともないシナリオが致命傷。「やってて面白くない」というのはゲームとして最悪だと思います。バグ等もないし,総合で見るとそつなくまとまっているのですが,個人的には地雷ですね……。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― レビューデータベースに戻る |