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禁断のケーキ

 蒼煌の城
 メーカー名:オクターブ
 発売日:2002/11/01
 メーカーホームページ:
http://www.octave.jp/   評価:B+(75点)
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 全くノーチェックだったんですけど,とあるHPで紹介されていた栞(くのいち)の絵の良さと,3DダンジョンRPGだということに惹かれて「バルドフォース」とともに購入しました。

【ゲームシステム・内容】
 ゲーム自体は典型的な3DダンジョンRPG。全体の3/5程度進んだところで選択肢が登場し,その選択に応じて攻略ヒロイン(3人)の専用ルートに分岐します。
 プレー時間はのろのろとやって1プレー10時間ほど。ダンジョンはそこそこ量がありますが,謎解きのレベルがほどよく,無意味に時間がかかったりしないので個人的にはよかったです(余り時間がないので)。また,レベルも進めていくうちにぽんぽん勝手に上がっていくので,RPGにつきもののウザイレベル上げに拘泥しないで済むことは◎(ラスボス前は流石にレベル上げをしましたが,LV40にすれば楽勝なので時間かからず)。

【システム】A
 システム関連に関しては満足。必要十分な機能が備わり,かつ動作も軽快なのでプレー中不快になることはありませんでした。
 なお,現在OHPで配布されているパッチを当てると,敵のHP&ダメージが表示されるなどさらにプレーしやすくなるので,パッチを当てることを推奨します。
 あと,売り(多分)の「マウスによる攻撃」ですが,これは正直微妙ですね。確かに戦闘の臨場感などはでると思いますが,ただひたすらに相手を攻撃していれば(ボスなら必殺技を使えば)どんな敵でも倒せてしまうので,あまり攻撃法を考えたりはしないですし。それに技もアイコンを選んだ方が早いので……。着想は良いと思うのですが,いまいちそれをうまく活かせていないような気がしました。

【音楽・音声】音楽:B+,音声:D+
 音楽はなかなか。特に「死に至る道」等は迷宮の不気味さと相まってよかったと思います。ただ,主題歌はあまり良い(上手い)とは思いませんでした。
 音声はよく存じない方ばかりですが,そこそこよかったです。キャラにはよく合っていたかと思います(特に栞)。ただ,Hのあえぎが全般的に下手。

【絵】A−
 担当は「矢凪真夕」氏(女史?)。独特な絵柄ですが,個人的に好みの絵柄ということもあり,とてもよかったです。和風テイストの作風によくあったコスチュームで,個人的には◎。ただ,やや塗りがどぎついかもしれません。

【シナリオ】B
 シナリオは可もなく不可もなく,と言ったところだと思います。違った角度から1つの話を捉える形式を取ることで,ヒロインを分ける必然を出している点はいいと思うのですが,反面,OPの展開が性急すぎて最初から最後まで置いてけぼりを食らうというマイナス点もあります。ゲームのストーリーとしてはよくできていると思いますが,シナリオそのものを売りにできるほどの出来かというと……という,微妙な出来です。

【エロ】D
 エロは薄いです。回数も各人おおむねHは1回ずつのみ。正直,もう少しエロが濃ければなあ,と思いました。シチュがかなり良い(魔物と性交とか,敵忍者に捕まるとか)だけに,勿体なさすぎる。特に栞は処女陵辱のシーンが端折られていて,最初と最後しか描かれていなかった点はガッカリ。ちゃんと全部を描いて欲しかったですね。

【結論】B+
 結論は「最近少ない,楽しめる3DダンジョンRPG」です。エロの薄さはエロゲーとしてどうかと思いますが,ゲーム自体の出来はかなり良いです。私は「ワーズワース」とか「テイルスナイツ」とかを楽しんでプレーした人間なので,懐かしさを感じるとともに,とても楽しみながらプレー出来ました。これだけ遊べて,しかもフルボイス(男性含む)でフルインスト300MBとは正直驚き。個人的には大満足の作品です。3DダンジョンRPGが好きな方は結構楽しめるのではないかと思います。


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