TRUE BLUE
 メーカー名:LiLiM DARKNESS
 発売日:2002/09/13
 メーカーホームページ:
http://www.saibunkan.co.jp/lilim/         評価:B+(75点)
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 広告出すときや店頭に商品を並べるとき,絵の重要性・インパクトって大きいな,そう感じた作品。私もご多分に漏れず,電撃姫に掲載されていた広告を見て刈ってしまいました。

【システム】B+
 システム等は必要なものが一通り完備されており,動作も軽いです。ただ,どうせならバックログで音声も再生できれば良かったのですが。

【音楽・音声】音楽:C,音声:A
 音楽等はそつなく用意されていると思います。一方,音声は声優陣の演技が良く,抜きに貢献していたと思います(女性よりもむしろ男性の方が凄い演技をしていたのが驚きですが)。ただ,一部ヒロインとの日常で音声が入っていないのが残念でした。このゲーム,結構日常の会話が面白いだけに勿体ない,というのが個人的な感想。

【絵】B
 担当は「ほんまむつき」氏。絵に関しては,個人的に非常に好みな絵であり,この作品の魅力でもあると思います(私はパッケ絵を広告でみて購入を決定したくらいです)。時折デッサンの狂いから別人かと思う絵もありましたが,概ね良好かと。

【エロ・シナリオ】シナリオ:D,エロ:A
 そしてエロ&シナリオに関してですが,これは評価が難しいところです。シナリオ自体は有ってないようなものです。ただヒロインを守るだけ。けれど,このゲームはあくまで「キャラ&プレーヤーに不安を煽ったなかでのエロ」に主眼がおかれている(と個人的には考えている)ので,その点では合格ではないかと。
 不安感は良く出せているし,テキストも十分抜きに貢献していると思います。ただし,寝取られスキーの方々が望むような背徳感のようなものはあまり出ていない(ヒロインの陥落が早い&主人公の絶望具合の描写が不十分)ので,寝取られ作品としては△かも(属性がないのでよくはわからないですが)。
 でも,私みたいな単純な凌辱志向の人間にとっては,可愛く魅力的なヒロインが着衣のまま(これの多さは個人的にはポイント高し)嬲られるのはかなりヨカタです。

【結論】B+
 結論としては「キャラがたった,良くできた凌辱ゲー」といったところでしょうか。絵買い凌辱ゲーとしては良くできています。ただ,寝取られを主目的に購入すると若干不満が残る(寝取られを漫然と受け入れてしまっているので)ゲームかもしれません。


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