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 Fate/stay night【投稿者:GF長官さん
 メーカー名:TYPE-MOON
 発売日:2004/01/30
 メーカーホームページ:
http://www.typemoon.com/        評価:S(100点)
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  当サイト常連のGF長官さんから渾身のレビューを頂きました。
  私とはひと味違う着眼点・項目での詳細レビューをお楽しみ下さい。

今年初めてのレビューは、前作があの同人ゲームにして
当時のメーカー作品並みの出荷本数を誇ったあの超有名作「月姫」を生み出した、
「TYPE-MOON」が会社化して初めて送り出す「Fate/〜stay night〜」。
前作とシナリオ、作画スタッフは変わっていないし、音声無しでCD3枚という凄いボリュームに
期待しつつ、テストの合間に始めた俺。
まさか、廃人化しかけるとは、始めた時は夢にもおもってませんでしたよ・・・エエ。

:この評価は初期においてのものと、暫く経ってから周囲の意見を取り入れつつ修正したものを
  一緒に書いてあります。
  これは、プレイ終了後の余韻に浸ったまま自分が書き上げてしまったものがあまりにも
  高評価過ぎたのではないかと後日になって他の掲示版などを覗いていて
  自分が感じてしまったことが一因にあります。
  元々、前作「月姫」が自分の中で高評価だったこともありますが、
  このゲームの評価に際して中立性を欠いたもの(信者的)になってしまったのではないかという
  不安が付きまとい始めたわけです。そこで、管理人様に無理を言って差し替えていただきました。
  ただ、自分のプレイ後に感じた評価と第3者の意見を取り入れた後の評価は
  評価条件が異なりますので並列表記する形にしました。
  
  後日付記した物は色付き文字で書いてあります。
  最初の物は自分の純粋な感想ですので、今から買われる方は色付き文字の方と比較してみて
  評価していただけると幸いです。


[システム] S A+
文句無く評価はSです。
多少動作に高スペックを求めるという難点はありますが、
ここ1年程で出たPCなら余程安物で無い限り動くかと。まぁビデオカードにもよりますけど。
とりあえず、必要な物は全て揃ってますし、スキップ等操作性、動作性にも全く難はなし。
特にスキップは既読に関してはセクションごとに飛ばせるので読み直したいシーンに飛ぶのは、
かなり楽になっています。

今回特に目を引かれたのが、バリエーションの多い立ち絵を拡大縮小させたり、
立ち絵を変化させることでその場の「雰囲気」や、相手の心情、その人物との距離等を
テキストに表す事無く表現し、読み手を引き込む手法でした。

このエフェクトは非常に言い表しにくいのですが、
例えば、会話の中でも会話の外にいる相手が考え込んだりする仕草を、
普通のゲームではテキストとして挿入してその場のその人間の雰囲気を表したりしますが、
このゲームではその人物の立ち絵を常に変化させることによって表しています。
つまり、今までADVゲーではテキストを読んでその場の雰囲気に関しては音声や、
読み手の想像に任していたものが、
このゲームではアニメを見ているような物になるわけです。

例えばAがBと会話しているときに、Cがその傍で考え事をしていたりすると
普通のADVではCの立ち絵は出てきません。会話に参加している人間の立ち絵だけです。
AもしくはBが、Cが考え込んでいることに気付く、つまりテキストに絡んだ時点で
はじめてCの立ち絵が出てきます。
これをFateではその場にいる人間を出来るだけ立ち絵として出しておき、その場の
その人間の仕草、表情、をテキストとして表示する事無く
立ち絵の細かい変化によって表しています。
イリヤや凛の表情変化を見ているとそれが良くわかると思いますが、
「あ〜コイツなんか又たくらんでるな〜」とか、
「なんで喋り終わった後にこんな悲しい表情するんだろう?裏に何かあるな・・・」とか、
テキストに何も書いてなくても
読み手にわかるようにさせているわけです。
これは読み手にその場の雰囲気と人物の感情を把握しやすくさせると同時に、
その変化がどういったものなのか想像させることが可能になっています。
これはその主人公としての擬似感覚を読み手に与え、シナリオというかゲームの中に
引き込むといった効果をもっていました。
これは普通のADVでも使われてはいますが、
ここまで臨場感を与える物ではありませんでした。
その点において非常に「読ませる(読んでもらう)」事を
主眼に置いたゲームだと言う事が出来るでしょう。

これをこの長いシナリオにおいてタイミングよく立ち絵を変化させるための
プログラミング作業といったら膨大な物でしょう。
ちょっと立ち絵の変化のタイミングや種類を間違っただけで、
その会話の雰囲気がぶち壊しになることだってあるわけですから。
この擦り合わせに関して完璧に近い形で仕上げてきた事には拍手したいと思います。

シナリオ、音楽、絵、エフェクトに関してここまでバランスよく仕上げたADVというのも、
かなり久しぶりではないでしょうか?

また、ADVで行き詰まっても楽しい(笑える)ヒントコーナーがあるのは前作からですが、
これは初心者にやさしく、玄人にも楽しめるシステムで相変わらずいい出来です。
裏設定がポロポロ出てくるのも個人的にニヤソでしたし。

ここまで練りこまれてるシステムを見ると、アラを探すのが恥ずかしくなってくるくらいです。
1枚絵を効果的に見せる手法も凄いなぁ、の一言でしたし。

確かに回想シーンが無い等エロゲーとしてはきついものもありますが、それを差し引いても
ADVとしてシナリオを魅せる為に特化したシステムとしては文句無いでしょう。

このエフェクトに関してはこれからのADVに新たな方向性を示した物として評価していいでしょう。
これは、音声に頼らないビジュアルノベルというものの新しい魅せ方を示した物だといえます。
今までのADVはLeaf3部作に代表される形式に音声を付加したり、テキストウィンドウ方式を
採用したりといった方向に進んでいました。
しかし最近はマンネリ化も激しく、シナリオの平均的な質の低下と相まってどちらかというと
エロ薄のゲームはRPGやACTのほうに人気が流れがちでした。
それを打破するADVの新しい方向性を打ち出したということで評価Sとしたわけですが、
エフェクトが激しすぎて落ち着かない方もいらっしゃるらしいのでちょっと下方修正しました。


[音楽] S 
音声はありません。というよりこれだけ長いと逆に音声によってテンポが狂って、
飽きやすくなった可能性が大なので、いらないと思います。
このテキスト量にフルボイスだと多分DVD1枚でも容量足りなくなるかもしれないですし。
ちょっと聞いてみたい気もしないではないですが。(→妄想メモ)

ここの音楽って「月姫」のときもそうだったんですが、無駄がないというかなんというか、
全てのシーンを考慮してそれに合う音楽を作るんじゃなくて、
先に音楽があってそれにテキストをあわせたんじゃないかって言うくらい見事に合ってます。
単品の音楽としてはそれほど凄い物であるとは思いません。
ただし、これらBGMがシナリオや絵、エフェクトと
合わさると何倍もの相乗効果を引き出してきます。
これはある意味凄いと思います。

普通のADVのBGMでは、シーンの雰囲気をそれぞれ「単一的」に
捕らえて作っている音楽だとすれば、
このゲームのBGMは、シナリオの持つその場面場面による微妙に異なる雰囲気を、
同じものなのに、場面によって別の印象を与える音楽として成り立っているような気がします。
これは言語的に矛盾して入るのですが、やっていて思った感想です。
非常に形容しがたい雰囲気を持った音楽であることは確かです。
特にエピローグの音楽と場面のシンクロは良すぎ・・・。アレは反則ですよ。
「月姫」やった方はわかるとおもいますが、途中で「月姫」の音楽も使われていたりしましたし。

効果音に関しても剣の唸る音、空気の音、武器がぶつかり合う音、通常生活での音等、
場面の雰囲気を盛り上げる音楽には事欠きません。
ただ、Hシーンとかでのチュパ音は無いに等しいですからそういう方面は期待しないでください。

従ってこの高評価は、このゲームとしての完成度を
限りなく上げているという意味での評価です。
結局のところ、どんなに優れたBGMであっても
その雰囲気に合致もしくは相乗効果を上げるものでない限り、
自分の中では評価は低い物として扱ってしまいますので。
それに限って言えば今回の音楽は言うこと無いでしょう。

効果音に関して少し表記が足りないので追記しておきます。
これらは、状況、距離、そのスピード等を表現させるために
微妙に変化させた物が合わせて400種類以上あります。
これを場面場面にあわせて挿入させるわけですが、
ここまで手間のかかったことをするゲームは今まで記憶に無いですね。
それらを駆使して、シナリオへの移入感を高めています。
OP、EDもかなりいい出来となってます。
アニメとの相乗効果もあるでしょうが画面にしっかり合致したいい歌です。
特にOPはさすがにタツノコプロに頼んだだけはあってコマ割等が秀逸の出来に仕上がっています。


[絵] A+ 
担当は武内崇氏。
前作でもこの人の絵はヌケるヌケないでモメたような気がしますが、
このゲームはヌキゲーではないので、気にしなくていいのではないでしょうか?
この方、乳描くの得意じゃないみたいですし。
ただ、そのかわり表情を書き分けるのが相変わらずとてつもなくうまいですね。
と、いって別に人物絵が崩れたりは全くといっていいほどしませんし。
立ち絵と一枚絵での不一致も見られないですし。
また、この方は男キャラに非常に味が出る方です。
ある意味、エロゲー原画家としては問題があるとは思いますが、
これはこれでADVとしては必要な才能を持った方だと思います。

特に今回秀逸なのが先述しているように立ち絵です。
喜怒哀楽のその程度によって立ち絵のバリエーションがかなりの数あります。
これを会話やテキストによって変化させることにより、
シナリオの魅力を何倍にも引き出しています。
相変わらずSD絵は可愛いですしw
一枚絵も凄い出来のいい仕上がりになってます。文句無いですね。

後、普段は脇役に追いやられがちな背景。
前作、月姫では写真にちょっと加工したような絵が
多かったですが(それはそれで味があったんですが)、
今回の油彩画のように細かく書き込まれた背景はそれだけで目を奪われました。
さらにこれらにエフェクトがかかることによって臨場感が非常に増していました。
ここまでクオリティ高いと言うこと無いですね。

Hシーンに関しては、艶かしいわけではないんですがそれなりに。
普段のシーンの背景や立ち絵の出来がいいので、逆にあまり印象に残りづらいのは確かかも。
Hシーンで印象に残っているのは凛の黒ニーソ位ですかねぇ。

従って本来女性キャラに魅力が出にくいこの系統の絵はエロゲーの絵の評価としては、
最低ランクに属してもおかしくないですが、こういうゲームを魅せる為というただ1点において
高評価とさせていただきました。
ただ、エロゲーとしては・・・という部分があるのでちょっと減点でA+ということで。


[シナリオ] S A+
担当は奈須きのこ氏
もう文句無し。
これだけ長い文章を飽きさせず先が常に読みたくなるような文章に仕上げているのは流石ですね。
決してギャグ展開というわけでもなく、鬱展開というわけでもなく、
微妙にそれらを組み合わせることによって見事に全体のバランスが取れてます。
キャラ立ちも昨今のADVの中ではしっかり立っているほうですし、
なにより男キャラがしっかり立っていたというのが非常に大きい。
最近は男キャラというと脇役でテキトーに使い勝手のいいようにキャラ立てされていて、
立ちが非常に弱い事が多いですが、このゲームではしっかり立っています。

シナリオ細部の批評はネタバレしないと自分的には非常に辛いです。
従ってこの項一番下に別掲してあります。

とにかく近年のノベルスゲーでは1,2を争うシナリオでしょう。
ちょっと使いまわしが多いことは多いのですが、特に気になるわけではないでしょう。
また、ご都合主義は極力排除(?)してEDをまとめているのは見事です。
このシナリオは先述している通り、絵、音楽、エフェクトとの
相乗効果により魅力を何倍にも引き出されています。
多分、このどれかが欠けただけで、読み手にはその長さが苦痛になってくる可能性はあります。
ただ、先の展開が気になるシナリオというのはここ暫くご無沙汰でしたので、
久しぶりに満足感のあるシナリオを読んだ気がします。
評価がSになったのはこの辺の事情が大きいとは自分でも思いますがw

とにかく贅肉の少ない、細部まで綺麗に詰めた良く出来たシナリオでした。
書ききれなくて没になったシナリオもあるということなのでFDに期待してます。

ただ断っておくと、骨が真面目な話なのでギャグ系しかダメとかいう方には合わないでしょう。
流血シーンも多いですし、ちょっとグロいシーンも出てきます。
それらが一切ダメ、ある程度ご都合主義でもいいからとにかくHappyEDを、
とかそういう方には多分合わないのではないでしょうか?
又、とにかく長いので普段から物を読むという習慣が
希薄な方は途中で飽きる可能性があります。
ある程度根気の要るシナリオであることは確かです。
でもそれに見合うものであることも確かです。

構想、骨子の設定、肉付け、贅肉の排除と、
時間をかけてじっくり熟成されたシナリオだと思います。
完成度の高さからいってSランクあげて問題ないと思われます。

尚、シナリオ細部についての私の個人的感想については
ネタバレに付き、別掲させて頂いております。
ネタバレ感想だよん

これらのシナリオは他の方の感想を聞く限り結局のところどれだけ波長が合うかによっても
評価が激変するようです。
基本的に魔術など、それなりに興味を持ってソレ系の本などを読んだことのある方にとっては
違和感は無いようですが、普通の方にとっては魔術と魔法の定義の違いを云々していても
説明臭くて敬遠してしまう方もいらっしゃるようです。
後、目に付いた意見としては設定やシーン展開が「パクリ」であるとして
手厳しい評価にしていらっしゃる方もいましたが、
パクリの元ネタが結構マイナーなものが多いので
大体の方は普通に気付かずに読めるかと。
第一、「パクリ」云々は今現在の読み物において
回避できないものであり(いいネタは大体出尽くしているため)
それを組み合わせるにしろ、如何にきれいにまとめたかという方で評価すべきものでしょう。
文学性云々という意見もありましたが、
エロゲーのシナリオにそんなもの求めるってのはどうかと・・・。
元々そういうものを目的に書いたものではないはずですからね、
評価すること自体がおかしいでしょうね。


[エロ] C B−
尺は長いし内容濃いですしそれなりなんですけど、
効果音無し、音声無しなのでヌケるものではないですね。
基本は和姦なんですけど、その殆ど全てに性魔術が関わってきてますんで
純粋和姦は記憶にあるだけで2つ。
うち一つは士郎の妄想でしたがw
各ヒロイン1〜3個ずつ、但しシーン回想は無いので、見直したいなら直前セーブをお勧め。

エロが薄いわけでは無いですが、結局のところエロシーンは
全体的に付け足し感が強いのでこの評価となりました。

尺はとにかく長いです。またテキストによる描写がしっかりしているのでヌケる方はヌケるかと。


[総評] S 
近年稀に見る傑作といってもいいのではないでしょうか?
あくまでこの満点は個人的評価ですが、
ここまでADVとしてきっちりした作品は本当に数えるほどしか思いつきません。
とにかく「読み手に読んでもらう」事を主眼にここまで完成させたゲームは非常に珍しいです。
シナリオのバランスといい、それを魅せる背景や立ち絵、
音楽やシステムといった全体バランスの良さ。
どれをとってもトップレベルのノベルスゲーだと思います。
シナリオの項でも触れましたが、
合わない方にはただの長ったらしい糞ゲーになる可能性は否定できません。
多分このシナリオだけを本にしてもここまでの高評価を得るのは難しく、
それどころか逆に読みづらい、飽きやすいものになってしまう可能性さえあります。
これを高評価たらしめているのはその相乗効果に他ならないのではないでしょうか。

これらを考慮すると今回は逆説的に音声が付いていなかったからこそ
このゲームの音楽やシナリオ、絵が活きてきたといっても過言ではないのかもしれません。

以下は完全に個人的な意見だということを断っておきますが、
音声はその場の雰囲気を読み手に把握させやすくする一方、
シナリオが醸し出す雰囲気の比重を全体的に低くする弊害もあります。
これは、旧い葉作品などをやってきた方に共通する考え方だと思いますが、
最近のADVゲームは全体的に昔と比べてシナリオが弱くなってきてるように思えます。
これは安易に音声に頼りすぎて場の雰囲気は音声任せにしている
シナリオが増えてきているせいでもあるのではないかと、自分的には考えています。
又、これとは逆に音声があるからこそ、読み手がシナリオの持つ雰囲気を掴みにくい
ということもあるかもしれません。
決して一方的に音声があるから悪いというわけではないでしょう。
実際音声をつけることでHシーンなどは盛り上がるのは事実ですし。
ただ、業界全般的に一人のライターさんに
年に何本もの物語を作らせる傾向が強くなって来てますから、
そのライターさんが細部を詰める余裕の無いまま製品化してしまい、それを誤魔化すために
音声で何とかしているというゲームも結構あったりします。
大人の事情といってしまえばそれまでなのでしょうが、
ここの所のADV不作はこの辺に原因の一端があるような気もします。

今からやられる方に対しての注意事項としては、読み始めると多分途中で止めるのは
難しくなってくると思いますので(波長が合うと引き込まれるでしょう)
時間のある時をお勧めします。時間がいつのまにやら過ぎていきましたから、私は(爆)
              (↑夕方始めて気が付いたら次の日の昼とかw)。

それでも、前作「月姫」でハマった方はやるべきだと思います。
逆に「月姫」をやっていない方はそちらから・・・って
確か凄いプレミアついてるんでしたっけ?w
ま、まぁお金に余裕あって、もし興味ある方は「月姫」を
やってみて合うかどうか試してみるのも手だとは思います。(ぉ
このFateをやって合う方でしたら「月姫」をやってみてもいいかも知れません。
アレはアレでまた面白いですし。

ここ2〜3年でシナリオだけで満足したADVなんて
数えるほど(多分片手に満たない)なので
久々にシナリオだけで楽しめるゲームとしては
満点の出来といっても過言ではないのではないかと。

プレイ時間が公称60時間、自分が大体35時間程度(一周約12時間)だったので、
とにかく暇があるときをお勧めしますw
後、全部終わった後でもいいですが、タイガー道場もかなり笑えます。いろんな意味でw

最後に断っておきますがこれは純粋なADVとしての評価です。
エロゲーとしての評価はしていませんので悪しからず。
というより、エロ目的で買うものではないと思う・・・これはw

総評については評価は変えなくていいかと。去年からあわせてもここまで出来のいい、
完成度の高いADVは無かったですから。流石に2年以上かけて作ってきただけはあります。
TYPE-MOONというか奈須きのこさんのシナリオに
対応できるかどうかが大きなキーポイントになりますが、
シナリオを読むということを結構重要視している方であればかなり評価は高くなると思います。
微細な欠点(パクリとか)に目くじらを立てなければ・・・ですが。
これからのADVの発展に一つの道筋を示したということと、
同人時代を含めて2作続けて完成度の非常に高い作品を出してきたこと、
シナリオを読むということに対して改めて意義を見出しなおさせる
出来であったことなどからS評価をあげて問題ないと思います。
後、初回特典冊子[要封印]はできるだけ手に入れられることをお勧めします。
シナリオのわかりにくい部分の補足や裏設定が満載ですので。
あの冊子は標準装備させてもいい物だとも思いましたがw


お勧めキャラ・・・遠坂凛
彼女無しではこのシナリオは成り立たない、
ある意味主人公より存在感のあるヒロイン(作者曰く「魔法少女」w)
好きなものが「士郎いぢり」にはワロタw
あのトムキャット的な性格は魅力ですね〜。そのくせしっかりドヂっ娘ですし。
あの立ち絵の表情の変化がなんともいえない。
特に第2章のEDは見所。
「あれはいいものだ〜〜〜〜っ!」(合掌)



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