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 放課後〜濡れた制服〜
 メーカー名:BISHOP
 発売日:2004/02/13
 メーカーホームページ:
http://www.bishop.gr.jp/   評価:A(90点)
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 取り敢えず,OHPの説明をまずは見てみてください。私が何故本作を買ったのか,その動機は一目瞭然だと思います。無論,本作に期待したのはエロ,とりわけ着衣Hの出来のみです。

【ゲームシステム・内容】
 前作「満淫電車」と同じでマップ移動型ADVです。狙っている女の子のアイコンが表示される場所に行き続ければ自ずとエンディングになるので,比較的難易度は低めですね(少なくとも,前作のように会話中の選択を一つ間違えただけで即逮捕→ゲームオーバー,という極悪さは無い)。期間も1ヶ月間と余裕がありますので,特定キャラの調教を完了しないように留意しつつ,全てのキャラを満遍なく調教していれば,1回のプレーでかなりの程度エンディングは回収できるんじゃないかな。ここら辺,前作では極悪な難易度と回収作業の手間で抜きゲーとしての利便性が阻害されていた感があったので,かなり改善されたなと個人的には感じました。ただ,一連のHで中出しをするか外出しをするかでエンディングが変わるので(メインキャラはすべて2タイプのエンディングがある),最低2回はプレーする必要があるんですけどね。

 あと,本作には「絶倫システム」なる変わったシステムがありまして,ヒロインとの会話を通じて絶倫ゲージ(要は興奮度)を高めないと1日の終わりの支配パートでヒロインとH出来ません。ただ,これが曲者で,ゲージが溜まりすぎると(具体的には120%以上)主人公がオナニーをしてゼロにしてしまう(w)ので,H出来なくなってしまいます。また,なんでもかんでもヒロインと会話していれば良いというわけでもなく,場合によってはゲージが下がってしまったり上がり度合いが違ったりする場合もあるので,結構狙いのパーセンテージまで持っていくのが難しい。特に最後の調教では110%ジャストが要求されるので,かなり厳しいです。セーブ&ロードの繰り返しは必至でしょう。この点は結構大変でした。悪い着想だとは思わないし,また,これくらいのゲーム性があった方が良いと思いますけど,純粋に抜きだけを求めている方には面倒かもしれません。


【システム】B+
 システムの動作は安定かつ軽快。オートセーブ,音声再生機能付きのバックログ,自動文字表示機能等,機能面でも充実していてとてもプレーしやすいです。全体的に古くさいデザイン(特にフォント関係)ですけど,使いやすいのでデザイン面ではそんなには全然気になりませんでした。

 ただ,やや画面効果の切り替わりが遅い点(なかなか次の画面に切り替わらない)と,キーボード操作が一切未対応な点はややマイナスか。特に私はキーボード派なので,後者はきつかったです。そしてなにより,ディスクレスプレーが出来ない点は抜きゲーとして致命傷。前作「満淫電車」でも不満点に挙げましたが,やはり抜きゲーは「HDDの隅にいれておいて気が向いたときにいつでもプレー→即抜く」というのが正しい遊び方だと個人的には思うので,ディスクレスで出来ない点は痛い(別にコピープロテクトとかは構わないですが)。おそらく不正コピー対策だと思うんですが,ちょっと抜きゲーとしてはねえ……(純愛系とかならまだしも)。インストールして一端認証作業を行ったら後はディスクレスでプレーできるような,セレン方式の導入が望まれるところです。この点については改善を切に望みます。


【音楽・音声】音楽:C,音声:A−
 音楽はチープの一言。ただ,場の雰囲気に外れた音楽を使っていなかったのは評価できます。

 他方,音声についてですが,演技力については文句ありません。アトリエピーチ系とイエローテイル系の実力派声優さんが喘ぎまくり・卑語りまくりで,抜きゲーとしては最高です。「エロゲーにおける音声の実用性」という観点では,これほどの出来はそうそう無いかもしれません。ただ,問題はパートボイス仕様であることかな。抜きゲーですから,エロシーンにしっかりとボイスが入ってさえいれば,通常会話では音声なしでもあまり不満ではありません。ただ,本作は流石に削りすぎ。エロシーンに入る直前の主人公に襲われて悲鳴を上げるシーンとか,エロシーン後の主人公にレイプされて悲嘆にくれるシーンまで音声がカットされているので,肝心のエロシーンの余韻が満喫出来ませんでした。これはいくらなんでもマズイ。「エロシーンだけ」ではなく,「エロシーン+α(前後の描写)」までは最低限音声をつけて欲しい。この点はもう少し気をつけてもらいたかったなあ,というのが本音ですね。

 (´-`).。oO(しかしここといいテックアーツといい,北海道メーカーは極端なパートボイスが多いなあ)


【シナリオ】C−
 シナリオの内容? 万年射精発情教師の主人公が,頭の中でピンク色の妄想をふくらませながら教え子をレイプし,最後は妊娠させてしまうゲーム。これがすべてですよ,マジで。これ以上でもこれ以下でもないですから,話には決して期待しないでください(まあ,OHP等の説明や製品パッケージなどを見て,本作にストーリーを期待する人の方が珍しいとは思いますがw)。

 担当は「神門武士」氏他。上で述べたように,シナリオはあってないようなものです。ストーリーやテキストで読ませるところ・感心するところは皆無。ですから期待しては駄目です。また,設定もいい加減・不自然なところが多く(例えば土曜日も他の曜日と同じく夕方まで学校がある),さらに場所移動時に表示される会話テキストにバリエーションが無くて同じテキストを何度も読まされるなど,ちょっとどうかなあと思うところが多かったです。

 ただ,そんな中でも主人公は良かった。こういうゲームの主人公にありがちな,単なる根暗理科系主人公ではなく,果てしない変態野郎でありかつ救いようのない大馬鹿なので,やってて笑いが止まりませんでした。レイプしたヒロインからパンツを巻き上げ,休日自室内でそれを被って妄想にふけったりとか(しかもご丁寧に被っているパンツの絵が画面上に表示される),毎回股間にコーヒーをこぼしてトイレに駆け込んだりとか,ヒロインの座っていた椅子の匂いを嗅いで興奮するとか,もうアホすぎ。あまりのしょうもなさに呆れ半分笑い半分でしたねえ。ですから,意外と楽しませてもらったので,シナリオはこのようにやや高めの評価とさせてもらいます。


【絵・エロ】絵:A,エロ:S<着衣H部門殿堂入り認定>
 絵の担当は「DOH250R」氏ですが,素晴らしい。塗りの良さとも相まってともかくエロい絵に仕上がっています。ごく稀に顔の表情が崩れて別人に見えることがあるのが難点ですが,そんなことは些細な問題でしょう。正直ブルーゲイルで描かれていたときはそこまでいいとは思わなかったんですが,今作はBISHOP流の塗りのおかげもあって,すばらしい仕上がりになっています。制服や他の服装のデザインも,滅茶苦茶着衣Hに映える出来で,個人的には大満足。

 つぎに本作最大(というか唯一)の売りであるエロについてですが,これも殆ど文句のつけようのない出来です。まず,シチュエーションとしては,正常位や騎乗位,バックといったオーソドックスな体位は当然完備。それ以外にも処女破瓜(学生は全員処女なのでその手のシチュが好きな方は安心されたし),フェラ(チュパ音はやや控えめですがちゃんとあります),パイズリ,アナルH,浣腸,輪姦,剃毛,器具(クスコ,ロープ等。中には,鉄の洗濯バサミ状の器具を用いて無理矢理陰部をこじ開けたりするようなエグいものから,神社の鈴緒でオナニーさせるような珍しいものまで多数有り),スカトロ,卑語(かなりの高頻度であります。消しは標準的ですが「満淫電車」に比べるとかなり薄目),フタナリ化,ボテ腹,母乳,複数人プレイ,寝取り(恋仲の教師の前でヒロインを抱き中出しした挙げ句,その教師も巻き込んで3Pへ)等々と,ともかくなんでもあります。個人的には特にオタマジャクシプレイ(水着着用の千秋の水着の中に無数のオタマジャクシを流し込み(当然オタマジャクシは陰部や胸元を這いずり回る),さらに孵ったばかりの無数のオタマジャクシが入った水を千秋のアヌスに注入して浣腸した上で騎乗位セックス→最後は脱糞)やボテ腹6人との母乳プレーには圧巻されました。てか,凄すぎ……(ちょっと引いた)。しかも出来の方も(1)顔の表情(絶望している顔や紅潮している顔等)や精液等の差分が充実していること,(2)大半のセックスが「やって終わり」ではなく,そのあとに何ラウンドも続くこと(特に,ヒロインの処女を奪った後2ラウンドもセックスを強要し,徹底的にヒロインを壊そうとする主人公は素敵すぎ),(3)全体的にエロテキストが丁寧(描写が丁寧な上,卑語多数でかなりエロい)なこと,(4)主人公が基本的に孕ませる気まんまんで,中出しに対する描写・意気込みが違う(単に中出しをするだけでなく,妊娠させることをちゃんと意識している。また,その結果として,中出しを続けた場合エンディングでヒロインが妊娠するなど,首尾一貫している点も評価したい)ことなど,かなりのレベルです。

 そしてなにより,着衣Hが珠玉の出来。近年の学園もの・現代もの着衣HゲーのなかではNo.1の出来かもしれません。OHPで着衣Hを喧伝しているだけはあり,作中のHは基本的に全て着衣H(ボテ腹エンド等,一部のエンディングを除く)。服装も制服(ブレザー系+黒ニーソ)を基本に,ウェイトレスやテニスウェア,スーツ,チアガール,巫女服,バトントワラー,水着,ブルマ,シスター服,メイド服,レオタード等,様々なものを完備しています。特に制服は極めて扇情的なデザインであり,赤ジャケット・白スカート・黒ニーソのコントラストが着衣Hに良く映えるんだ,これが(ここら辺は百聞に一見に如かずですから,是非OHPでご確認頂きたい)。さらに,着衣Hの具合についても,服も殆ど着崩さずに服の原型の視認性を確保しており◎。靴下だけ残して「着衣Hにしました」などとほざくたわけたソフトが多いですが,本作は全く違います。また,たとえ着崩したとしても,その着崩し方が非常に巧く,例えばシャツのはだけ方と素肌・胸の見え具合等のバランスが絶妙。着衣Hスキーの方なら,必ずや「ただ裸にするだけとは訳が違うなあ」と思われるんじゃないかな。そして何より,射精後のニーソや制服への精液の染み込み具合に対するメーカー側の拘りが凄い。メーカーが提唱する「ぶっかけ理論」(OHP本作紹介コーナーの「多汁システムZ」頁を参照のこと)の醍醐味はまさにここにあるわけでして,これは一見の価値があります。よくある「ただ白く塗っただけ」とは違う生々しさがあるので,黒ニーソとのコントラストの妙も併せてこの点は満喫して頂きたい。

 ……とまあ,エロに関しては殆どべた褒めで,それは間違っていないと思うのですが,何点か不満な点や気になる点がありますので,最後にそれを指摘してまとめとしたいと思います。まず第一に,服のデザインに比べて下着のデザインがケバイ&アダルトすぎ。シナリオ中にわざと「アダルトな下着を着ている」という設定を盛り込んでいる玲ならまだ許されますが,明里や千秋といった清純系のヒロインの下着にあれは流石に駄目でしょう。とても学生に見えません。ここら辺はちょっとどうにかして欲しかったなあというのが私感です。あと,第二に,エロに至るまでの推移・過程が似通っていて単調な点もややマイナスか。「エロいシーン」には(1)エロシーン自体の描写・演出が丁寧・執拗でエロさが出る場合と,(2)エロに至るまでの道筋・シチュエーションから背徳感・倒錯感などが出てエロくなる場合の2通りがあると私は考えているのですが,本作のエロは(1)に偏りすぎているきらいがあり,(2)については今一歩な印象を受けました。なので,同じ抜き目的でも,エロに至るまでの過程を重視される方にはやや不満が残るかもしれない点は付言しておきます。


【結論】A
 「エロしか無いがその分エロは珠玉の出来。着衣H部門殿堂入り決定作品」。シナリオがクソ? 音楽がチープ? システムが古くさい? そんなの全く関係ないです。エロゲーである以上,エロくて抜ければそれで良いんです。偉い人にはそれがわからんのです。……まさにそんな作品。特に着衣Hは近年まれに見る出来の良さで,メーカー側の拘りがひしひしと伝わってくる作品に仕上がっており,高く評価したい。うちは今まで抜きonlyゲーに85点より上の評価を出してきませんでしたが,今回は出来の良さに感動したので文句なしのA評価とさせて頂きます。着衣Hがお好きなあなた,マジでお薦めですよ。ただ,ディスクレスプレー不可なのは勘弁な。


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