しおさいの悲鳴
 メーカー名:Riddle Soft
 発売日:2003/09/19
 メーカーホームページ:
http://www12.ocn.ne.jp/~riddle/        評価:B+(75点)
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 雑誌に載っていた着衣H絵に惚れて購入しました。純然たるヌキ目的での購入です。それ以外は何も求めていませんでした。

 なお,私の攻略メモはこちらにあります。参考までに。

【ゲームシステム及び内容】
 基本的には2〜3択選択肢を用いたADV。後半部は簡易調教パートの様になりますが,単に誰を調教するかを選ぶだけですので実質はADVと変わらず。ゲーム性等は一切有りません。


【システム】A
 システムの出来は素晴らしいの一言。必要十分な機能を完備。特に,一つ前の選択肢に戻れる機能や画面をbmpファイルで保存出来る機能などは個人的には◎。前者は攻略に際し重宝しましたね。また,フルインスト時にディスクレスプレー可能な点やヒントモードを備えている点などはとても好印象でした。ヌキゲーで余計なことに拘泥せず思う存分に抜けるようになっているのは良いです。さらに,動作も非常に軽くてかつ安定しており,安心してプレー出来るのは非常に良い。模範的なシステムだと思いますね。

 ただ,(1)バックログ時に音声が再生出来ないこと,(2)エンディングのスタッフロールを飛ばせないこと,以上の2点だけは不満。特に前者については,やはり聞き逃した声を聞き返せる仕様は欲しかった。また,先の「いけない★シャッターチャンス」のように,次の選択肢までスキップ出来る機能が有ると尚良かったかも。


【音楽・音声】音楽・音声ともB+
 音楽はヌキゲーにはふさわしくないくらいにしっかりとした出来。渋めの曲が中心で,初めて聞いた時は少し驚きました。ただ,主題歌がちょっと……。サビの所のヘタレ具合が個人的にはダメですねえ。

 音声についてはなかなかのレベルだと思います。聞いていて違和感を感じる所などはありませんでした。また,エロにも大いに貢献していたと思います。ただ,若干演技がオーバーリアクション気味なのと,演技におぼつかないところが有る方が若干名いらっしゃった点は残念。なお,エロ関係の音声については【エロ・絵】の項で説明していますのでそちらをご覧下さい。


【エロ・絵】絵:B+,エロ:A
 原画担当は「ぎんぱち」氏。単発で映える類の絵ではないと思いますが,これがエロに使われると破壊力抜群。非常にエロ向きの原画家さんだと思います。

 エロについては,まず何より着衣Hの充実度が◎。服装のバリエーションこそ少ない(一部を除きほぼ全て制服でのH)ですが,Hの大半が着衣Hで非常に抜けます。着衣Hの具合としても,「スカートを含め全て服を着たままで,胸元及び股間の下着のみ外してのH」が多く,個人的に大満足。服を脱がしてしまう場合でも,原則靴下は穿いたままで事に及んでいるのが非常に良いです。また,折角オーバーニーソ等を出しても,全く皺等を描かず,結果質感もクソもなくしてしまっているゲームが多い中で,本作は,太股を掴んだ時にしっかりとニーソに皺を描いていたりするなど,基本に忠実だった点は高く評価したい。取り敢えず,本作の制服のデザインが気に入った着衣Hスキーの方なら,確実に満足出来るのではないかと思います。

 また,エロのシチュエーションとしても,処女破瓜,フェラチオ,スパンキング,簡易緊縛,放尿,内放尿(女の子の膣内に男が放尿),バイブ,野外,アナルH,3P,4P,輪姦,目隠し,剃毛,風呂場でのH等,かなり豊富。基本はしっかりと押さえている感があります。

 さらに,音関係でも,比較的射精音や性交時の音等がまともで,聞いていて萎えることは有りません。ただし,チュパ音については,一応あるものの,あまりにも数が少ない(そもそもフェラチオ系のシチュが少ない)&有っても音が小さめでかつ余り上手くありませんので,チュパ音重視の方には厳しいかもしれません。

 テキスト関係については,やや尺的には短めですが,描写自体は丁寧ですし,また適度に卑語等を混ぜてあって(卑語を連発して萎えさせるようなことは無い)メリハリが効いていていいのではないかと思います。

 エロに関しては,総じてレベルは高いと思いますね。取り敢えず,ヌキ目的で買って外すことはまず無いんじゃないですかねえ。


【シナリオ】D
 まあ,やはりというか何というか……。正直,有ってないようなものです。始まり方が唐突なら,終わり方も唐突。何故ヒロイン達が主人公の事を好きになったのかという過程や,臆病だった主人公が悪人へと変容していく過程等も殆ど描いていないので,話としてはかなり無理があります。また,ルートによっては時間軸すら滅茶苦茶になる(同じ会話を繰り返したり,同じ日の日記を「初見」として何回も盗み見たり)ので,流石にシナリオとしてはどうかと思いますね。さらに,主人公が良心・理性を捨てるのが早すぎて,ホントにお前はヒロイン達に罪悪感を感じていたのかと小一時間問いつめたくなるような,そんな場面も多々有りました。

 ただ,主人公が腹をくくっているおかげで,Hシーンで情け容赦なくヒロイン達をなぶれるし,また変にヘタレててその優柔不断さに腹を立てたりする,みたいな事が無かったのはよかった。ヌキゲーのシナリオとしては合格点ではないかと思います。けどまあ,シナリオ単発で評価出来るような出来ではないのは確かですね。


【結論】B+
 「着衣H中心の生粋のヌキゲー」。ホントにエロだけです。ですので,エロ以外の+αを求められる方には厳しいですが,エロ重視の方には大いにお薦め出来ると思います。本当だと当サイトの基準でいえばB評価なのですが,エロの丁寧さ,洗練されたシステムによるプレイアビリティの確保,そして何より着衣Hの充実度を高く評価して,+5点のB+評価とさせて頂きます。個人的には存分に抜かせて貰ったので満足です。シチュ・絵等に派手さはないですが,ヌキゲーとしては堅実な出来だと思いました。


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