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 永遠のアセリア-The Spirit of Eternity sword-【投稿者:GF長官さん
 メーカー名:Xuse【本醸造】
 発売日:2003/11/28
 メーカーホームページ:
http://www.xuse.co.jp/        評価:A−(80点)
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  当サイト常連のGF長官さんからレビューを頂きました。ありがとうございます!
  私とはひと味違う着眼点・項目での詳細レビューをお楽しみ下さい。


大作、大作と騒がれつつも延期が1年余。
しかも年末のRPG集中月間に辛うじて先着した只今上昇株(らしい)のXuse作品。

前評判は高かったが、その絵があまりにも炉系で自分的に合わないのと、
「長期延期作品は大体地雷」というエロゲーの法則に沿って
はっきり言って買う気もやる気も無く、スルーする予定でした。
ていうかここの掲示板でも宣言してたしね。
ただ、本命の「雪桜」が予想をはるかに越えて早くCGフルコンプしてしまった事と、
あちらこちらで聞こえてくるSLGパートの評判の良さに、
ついやってみたくなり友人から借りてみたわけで。

とはいえ、12月中旬にはRPGの大作3本(幻燐2、大番長、ベイグラ)を控え、
面白くなければ即止める覚悟でやったら・・・

え〜と、発売週の土曜の夕方に借りてきて(最近こんなのばかり。
たまには自分で買えと友人に言われているのは秘密w)、
インスコしてすぐ始めて気がついたら翌朝5時・・・。

やべぇ!ハマっちまったョ!!!Σ(゚Д゚;

とりあえず、そんなこんなで始めた「永遠のアセリア」。
さてその出来は如何に・・・。

【システム】B−
SLGパートは非常に良い出来です。
各キャラ毎に詳細に定められたパラメータ、
それは装備品類に左右されることも無く純粋にそのキャラの強さを示しています。
これを、アタッカー、ディフェンダー、サポーターと役割分担して1つの部隊として
配置するわけですが、当然の事ながらその配置の仕方は各ユーザーの自由。

攻撃力優先で防御は多少軽視してもいいという、「攻撃は最大の防御なり」=零戦部隊を作るも良し。
攻撃力は多少犠牲にしてでも防御に重点を置いた
「防御は最大の攻撃なり」=モニター艦部隊を作るも良し。
バランス的に優れた「長所が無いところが長所」=英巡洋艦部隊を作っても良し
(=以降の話はネタなのでわかるひとだけわかればいいです(Д`(⊂)

これら編成した部隊を逐次戦局にあわせて投入し戦闘させたり、
力量が足りなければ後方で訓練し育てたり、
またその育てるための「マナ」にも制限があり育成の重点を誰に置くかが鍵になるという
戦略を楽しむのには非常に単純明快で難易度が低く、それでいて奥が深く長く遊べる
という優れものでした。

但し、SLGパートでのバックログは不可、
操作に使いやすいショートカットが殆ど無く結局マウスで操作したほうが早い等、
長時間遊ぶにしてはいささか(かなり)ストレスの溜まる操作性であったこともまた事実。
ウィンドウレイアウトも使いにくく、情報を得るのに苦労することもしばしば。
SLGパート途中で出るイベント目標地点が再確認できない等、不満も多々あり。
また、Ctrlキーでシナリオだけでなく戦闘シーンも早送りできる機能は良かったものの、
選択肢後のスキップ継続が無い等、RPGゲームでなく、
普通のノベルスゲーであれば即失格の烙印を押されること間違い無しの欠点は
次回作での改善の余地あり、ですね。
特に画面エフェクトの軽減機能が殆どと言っていいほど施されて無いというのは、
このゲームのユーザーを比較的新機種のメーカー製PCを持った人間か、
もしくは自作PCの人間に狭めてしまう結果となっているような気がしますね。
まぁ逆に言えば最近のこういうRPGをPCでやる人は、まず問題ないとは思いますけど。
e・goを筆頭としてVCの性能を求めるRPGは多いですから。
ちょっと戦闘でのバグ(スキルのパラメータがおかしくなったり、
最大行動回数を無視した戦闘が行われたり・・・)が
特にボスクラス戦で目に付くのですが、
これは近いうちに修正されると思うのであまり気にしていません。

後ね・・・途中ゲームオーバーでもパラメーターを次周に持ち越せるようにして欲しかったなぁ・・・。
陵辱モード突入して第4章終わったところでゲームオーバー・・・
ほぼ半日かけてやっていただけにゲームオーバー後は暫しボーゼン・・・。

一方、ノベルスパートの方に関しては、SLGパートがすばらしいだけに雑に作ってある感じが否めず、
ホイール非対応のバックログ(音声再再生モードはあるが)、選択肢でのsave、lord不可、
誤字、脱字は多く音声と台詞が違っていることも多々あり。
また、ロード画面においては日付、時間は示されるものの
最新セーブデータが一目でわかる仕様にはなっていない等
これもSLGパートのウィンドウシステムよりはマシなものの、及第点ギリギリレベル。
シナリオの出来がかなり良く、声、音楽共に良かったことを考えると
かなり全体評価の足引っ張ってます。

また、アクティブウィンドウ型なのもマイナス点ですね。最近の流行なのかな?


【音楽】S
SLGパート、シナリオを盛り上げるのに欠かせない音楽。
特にRPGではその使う曲が如何に状況とマッチしているかでその評価が大きく変わりますね(例:FF)
今作に関しては文句無いです。状況にマッチした音楽、物語に沿ったOP,ED曲。
それぞれが、それぞれの場面を演出し、違和感無くまとめているのは見事でしょう。


【音声】S
下手な人、殆どいなかったですね。
まぁそれも当然で8○プロ○ュースとかプロダ○ションば○ばぶとか
声優所属事務所のでかいところが随分名前出してましたね・・・。
大野まりなが表名で出てたのはちょっとビックリ。
確かに彼女、昔ラジオで「Hゲーの声やりたーい!」とか言ってはいましたが、
まさか名前そのままで出てくるとわw(普通はこっちの世界専用の名前を使うんですが・・・)
後、耳に残った声では光陰役の堀○亮(りょう)さんとか(ドラゴン○ールのベ○ータ役として有名)、
聖賢役の「穴子さん」こと若本○夫さんとか・・・(銀○伝のロイ○ンタール役とか、
最近だと魁!!!クロ○ティ高校のメ○沢役)
これはコンシューマーに移植を考えてるのでは?と勘ぐったのは多分私だけではないはず・・・。

まぁともかく、これだけ普通のアニメの世界で活躍している(していた)人を出しているだけあって、
雑魚役の一部を除き、下手なのはあまり見受けられなかったですな。
特に重要なファクターを持つ男脇役を上手い人間で固めたというのは
今作の完成度を一段と高めた要因でしょうね。
やっぱりドラマは主役ではなく脇役が命ですからな。

【絵】C
担当は人丸氏
ん〜、元々自分に合わない炉系の絵ということもありますが、塗りは粗い、立ち絵はバラバラ、
体型や顔は崩れ
明らかに書いた人間が違うことがわかるイベント絵・・・と挙げればキリがありませんが、
とにかくちょっとHゲーとしては・・・
いい絵はいい絵なんですが、崩れている絵はとことん崩れてますし。ムラが大きすぎますね。
枚数だけは多かったですね。400枚強だったと思いますが。
まぁゲーム本編の出来がいいので気にしなければ問題ないですが。

とりあえず、佳織と小鳥は絡むシーン無いだろうと予想していたんですが、まさかあるとは・・・
確かに「設定上」は制限に引っかかってないですが、絵的にはどーみても「小○生」。
オルフェなんて下手すりゃ幼○園児。
よく審査通ったもんだ。と思っているのは多分皆同じはず。
まぁ小乳、貧乳系が多く、ヌキネタにならなかったことだけは確かです(爆)
なんてったって私、乳星人なもんで。


【エロ】D
ん〜そっち系(炉とか)の人にはいいのかもしれませんが、1回の尺が短い、絵が少ない、絵が粗い、
貧乳、ただ挿れて出すだけのパターンが多く、バリエーションが少ない、
陵辱モードはひたすら犯すだけで個人的に不快、
というより、取って付けたようなHシーンが多すぎる。
とまぁここまで批判ばかりしていますが、よーするにHゲーで抜けなかった奴の僻みと
受け取って頂いてもかまいません。
でも自分個人としては、この作品のエロに全くといっていいほど、いい点を見つけられなかったもので。


【シナリオ】A+
担当は高瀬奈緒文氏。
出来はいいです。背骨としては「戦う行為に意味を見つける為に苦悩しつつ戦う、主人公。」
松本零士作品に多い感じの奴ですな。(導き出す答えは全く違うみたいですがw)
よくあるテーマで悪く言ってしまえば陳腐化しているテーマですが、
それを感じさせない、いいまとまりになってます。
また、最初序章が長ったらしくちょっと不安でしたが、確かにこの全体の尺の長さを考えれば、
あの前フリの仕方は納得できました。SLGをやりつつ戦闘参加キャラ以外のキャラ説明・・・
ていうのはちと無理がありますね。
最後のほうでちょっと端折り気味なのと、一部人物の描写がちょっとおざなりなのを除けば、
総じてよくまとまった読みやすいシナリオと言えるでしょう。

ただ、あのEDを次回作への伏線と見るか一つの作品のEDとして見るかによって、
人によってだいぶ評価が分かれると思いましたが。
(ここで語ると怖いので敢えて語りませんw知りたい人は自分でやってくれぃ)

とりあえずSLGパート無しでゆっくり読んでみたい気もしました。
SLGパートが途中で入ると腰を落ち着けて頭の中で整理しつつ読むというのは、
このゲームの尺の長さから言ってまず無理なので。


【総評】A−
ん〜システム系の使い勝手が良く、絵を抜きにして考えれば文句無くSランクなんですけど。
延期、延期を重ねたにしてはウィンドウシステム系の練りこみ方が足りない気がしますね。
絵は、普通のコンシューマーRPGとして出すには全くといっていいほど問題ないんですが、
18禁ものとして考えるとあまりにも厳しすぎます。
特に絵の評価が、かなり全体評価を左右するこの業界では。
Hシーンは取ってつけたような感じがかなりしましたし。

抜きゲーではなく、通常ゲームとして考えた場合はS(お勧め)、
抜きゲーとして考えた場合はD(全くお勧めできない)
と評価が両極端になる可能性をもったゲームですね。
まぁでもいまからこれを始める人はいないだろうな・・・先に幻燐2と大番長やるだろうね。
まぁ暇つぶしとしては贅沢なRPGですけれど、
一度やって見て絶対に損はしないゲームだということは断言できると思いますね。

お勧めキャラ:レスティーナかな・・・本当は今日子なんですけど、彼女のED無いのでちょっと残念。
       でも次回作があれば今日子と光陰はほぼ確実に出てきそうな予感。
       レスティーナはあの両極端さがいいなぁwと。
       あれで巨乳とは言わないまでも乳にもう少しボリュームあればね、
       もっと良かったんですが(爆)


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