がくパラ!!【投稿者:GF長官さん】 メーカー名:Studio e.go! 発売日:2003/10/24 メーカーホームページ:http://www.studio-ego.co.jp/ 評価:B−(65点) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― |
当サイト常連のGF長官さんからレビューを頂きました。ありがとうございます! 私の書いたレビューと比較対照しながらお読み頂くと, 本作についてより客観的に判断が下せるのではないかと思います。 発売日から3日目に友達から借りたにもかかわらず、諸事情によりやっとコンプ。 買った本人より手元にある期間が長いゲームって久しぶりだなぁ。 e・go作品はそのゲームシステムの良さは折り紙付。但し、RPGでの話ですが。 今回久しぶりにe・goのノベルス作品をやるということでちょっとドキドキw 【システム】B バックログのホイール対応、セーブロードの容易さなどいい点は多いが、 相変わらず音声の再再生に対応していない、アクティブウィンドウでしか動作しない、等 一定の難点あり。RPGでは無いのでその点がいつものe・go作品より気になる。 【音楽】B 可も無く不可も無く、状況にマッチした音楽は多い。 但し、印象に残る音楽があまり無い。 主題歌は相変わらずそれなりにいい。 ていうか、印象が主題歌くらいしかないんだよなぁ。 無難にまとまっててw 【音声】B− うまい人はうまい。下手な奴は下手。その差、激しすぎw e・goの作品て、いつもこうなんだよな・・・。 しかも、また場面によって全然上手さが違ったりする。 この辺のムラは甘受せざるを得ないのかな? 【絵】B+ 担当はいつもの如く山本和枝女史。 この人、一年に何本の原画書いてんだ?って位、よく働いてますね。 今回はちょっとムラがあったような気がするものの、塗りは比較的しっかりしていたようで。 コメディタッチのところと、シリアスタッチのところでしっかり書き分けてあったのは見事です。 しかし、一周で全CGの8割は回収出来てしまう上、ヒロイン個別のHシーンは1回ずつだけ。 あとは主人公vs多人数という図式が多かったですね。枚数的にもソコソコでした。 シチュは特殊なものは特になし。個別Hでは着衣、多人数Hでは全裸というのが多かった気が。 実際問題として、私、残念ながら山本女史の絵では抜けない人間なので・・・(Д`(⊂ 【シナリオ】B− 読んでいくぶんにはギャグメイン(今回滑ったのは少なかったなぁ)なので笑えます。 ただ、どーもバカシナリオと割り切ってしまっているらしく、ご都合主義、説明不足の雨霰。 例えば、何故主人公青児が一度見たものをコピーできる特殊能力を持っているのか。 この辺、テキトーで曖昧です。しかもこいつの師匠においては、 シナリオ途中で度々触れているにもかかわらず、紅葉EDでちょこっと出てくるだけ。 私は師匠を伏線だと期待してたらしっかり肩透かしくらいましたw とにかく、ただのドタバタシナリオですけど、 そんなにいやな印象を受けないのはキャラが立っていたのと、 ヒロインの話をそれぞれ、何とか纏め上げているから。 さらに共通シナリオの割合を増やしてメインストーリーをしっかり作りこんでいるからですかね? ただ、その分遊び応えは少ないですが。 後、純愛系なんだか、H重視系なんだかどっちなんだか判定が難しいってところもありますし。 【エロ】B まぁ多いこと多いこと。スキップで飛ばしていけば、 最初の4Pに始まって大体2分に1回はHがあるかな? ただ、H1回あたりのボリュームは小さいのが多いのであまり過度に期待しないほうがいいでしょう。 1(主人公)対多数(女)の絡みが圧倒的に多く、そっち系好きな人にはお勧め。 1回の絡みで使われるCGは多くて3枚程度。 ただ、シチュのバリエーションが非常に少ないのはどーしたものだろうw 【結論】B− 悪くは無いんだけど良くも無い。やっぱりe・goはRPGですね。 シナリオがRPGの時よりもしっかりしていたように感じたのは気のせいか? まぁただ笑いたいだけとか、 ちょっと抜きたいとか(爆)の気分転換にやるソフトとしてはちょうどいいかも。 次回作、ベイグランツは結構面白そうなので期待。 お勧めキャラ:緑。なんかこみパの南さんによく似てる気がする。あの手の天然ボケinしっかり者もいいですねぇ。今回メインヒロインの紅葉が一番気に食わなかったもので。それ以外なら何でもいいという気もしますが。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― レビューデータベースに戻る |