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  2003年お薦めのエロゲー
  (1〜8月)

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 2003年も早いものでもう9月。そこで,今年購入してレビューを挙げたソフトの整理を兼ねて,今年1月から8月にかけて当サイトで扱った作品の中で,「これはお薦め!」というものをピックアップしたいと思います(一部お薦めでないものもありますがw)。……本当は上半期の総評にすれば良かったんですが,7月にやるのを忘れていたので今頃,しかも1〜8月の総評と凄くキリが悪い形での実施となります(汗)。済みません……。何か良いソフトはないかなあとお悩みの方の参考になれば幸いです。

 ○シナリオ・ゲーム・音楽・エロ・着衣H・地雷の各部門につき評価(年間総評とは別形式)。

 ○絵及び音声は個人差が大きいと思うので,今回は評価を避けました。

 ○詳細についてはレビューページにリンクを張っておきましたので,そちらをご覧下さい。


■シナリオ部門■ 「ショコラ-maid cafe "curio"-」(戯画)

 本当は「すめらぎの巫女たち特別版」(D.O.)「キャッスルファンタジア〜エレンシア戦記〜Renewal」(Studio e・go!)も併せて推す予定でしたが,両作とも厳密には今年の作品ではないので除外することにしました。因みに,前者は,エロゲーにありがちな萌え・泣き等の要素に頼ることなく,緻密で骨太なストーリー展開だけでプレイヤーを引きつける,そのパワフルさを高く評価。他方,後者はストーリーの運びこそ王道でありきたりなものだけれども,ギャグとシリアスとのバランスが絶妙で読ませるシナリオに仕上がっていた点,キャラが魅力的だった点,さらに日常会話等を充実させてプレイヤーを飽きさせないようにしていた点がとても良かったです。

 本作「ショコラ-maid cafe "curio"-」は,なんといってもキャラ立てが上手い。担当ライターの前作(かつ処女作)である「Ripple」でもその片鱗をかいま見ることが出来ましたが,本作は更にそれの上を行く出来。また,日常会話のテンポ・間の取り方が絶妙で,終始爆笑しながらプレーできました。しかし,だからといって話全体はいい加減なのかというとそうでもなく,時に他のヒロインを絡ませたりしながら,主人公と攻略ヒロインとの間に愛情の深まるその過程を上手く描ききっていたと思います。特に,香奈子さんシナリオや翠シナリオでは,主人公との学生時代からの因縁や三者の間に出来る微妙な関係,そして亀裂とその修復などが伏線を多用して丹念に描かれており,読み応え抜群。萌え系・純愛系シナリオとしてはかなりの出来だと思いますね。

 なお,次点は「Routes」(Leaf)。話のまとまりやボリューム配分の適切さこそ欠けますが,どの話も魅力的で,適度なギャグと適度なシリアスをバランス良く含んでいる点がグッド。また,複数ヒロインのオムニバス形式を取っているので,気軽に好きなヒロインの話を楽しめる点が非常に良いです。あと,選択肢選びに拘泥せず純粋に話を楽しめる点も個人的には高評価でした。



■ゲーム部門■ 「Apocalypse-DEUS EX MACHINA-」(Tactics)

 ゲーム部門ではやはり「Apocalypse-DEUS EX MACHINA-」を推します。非常に楽しませて貰いました。画面一杯に射出される玉をよける or 叩き落としながら,ひたすらに相手を撃破していくそのゲームシステムが溜まりません。ノリの良い音楽をバックに,敵を撃破しまくるのは快感の一言。レトロな雰囲気の漂うゲームで,FCやSFCのシューティングゲームに嵌った方なら間違いなく楽しめるのではないでしょうか。やや難易度が高めで,人を選ぶゲームかも知れませんが,やれば間違いなく楽しめるゲームだと思います。

 次点は「Danger Angel〜異常進化〜」(Mink)。やや古くさい2D移動式のRPGですが,個人的には無意味に3Dを使われるよりも,こういうベーシックなタイプのRPGの方が好きですね。絵も綺麗ですし,シナリオも王道ながら良く作られていて,良い感じにゲームを盛り上げてくれます。DOSでのRPGが好きだった方にはいいのではないかと思いますね。



■音楽部門■ 「Routes」(Leaf)・「Apocalypse」(Tactics)

 この2作については甲乙つけがたいので,同率1位ということで。「Routes」は,楽曲の良さもさることながら,それ以上に音の使い方が上手い。盛り上げるところは躍動的な音楽を,シリアスな場面には静かな音楽を,といったように,状況に応じてベストの音楽を繰り出してくるところに感心しました。特にリサシナリオでのカーチェイスでの音楽などは非常に良かったですね。

 他方,「Apocalypse-DEUS EX MACHINA-」は楽曲の出来が良い。いわゆる「ゲーム音楽」で,昔FCやSFCで聞いたような,単純なんだけど凄く聴き応えがあって,ずっとループさせて聞いても飽きない(むしろループさせて聞くことが前提の)音楽。シューティングゲームの音楽としてはベストの出来だったと思いました。OHPにサンプルがあるので,是非聞いて頂きたいですね。



■エロ部門■

【純愛系】「ときどきシュガー」(Xuse【純米】)

 「ときどきシュガー」は萌えエロジャンルの先駆けである良作「Floralia〜フローラリア〜」(後日レビューをアップする予定です)の正統進化とも言える作品。美麗な絵,聴き応えのあるボイス,濃いシチュエーション(特に着衣Hや卑語,処女破瓜の描写などが◎)と,従来の純愛系では考えもつかなかったくらいにエロが充実していたのが印象的な一作。「純愛系はエロ薄にせざるを得ない」といったような,メーカー側のふざけきった不文律というか言い訳を見事に否定して見せた点は高く評価したい。ただ,本作はシナリオが鬱ゲー傾向であり,また主人公がヘタレ気味なので,「フローラリア」に比べると純粋な意味での「萌え」,見ていてほほえましくなるような,魅力的なキャラとのやりとりみたいなものが少なくなってしまっていて,やや萌えとエロの分離傾向が垣間見られたのは残念ではありますが。

【凌辱系】「−姫辱−プリンセスダブル狩り」(ネル)

 「−姫辱−プリンセスダブル狩り」はなんといってもファンタジー系着衣H100%なところと,Hの大半が輪姦なところが堪らない一作。また,ファンタジーという世界観を活かして,エルフや人間にオーガーやゴブリンとHさせたり,女騎士を鎧のまま一般大衆に犯させたりといった,現代物ではしようのない魅力的なシチュを存分に繰り出してきた点は素晴らしいの一言です。また,演じる声優陣も実力派揃いで◎。これで精液描写(及び射精音)さえまともだったら文句なしだったんですけどねえ。

 ちなみに,次点は「魔法戦士プリンセスティア」(Triangle)。魅力的な魔法戦士が,そのコスチュームのまま怪物や一般人に犯される姿には激しく興奮しますね。また,脚を曲げた時のオーバーニーソの皺の寄り具合や,H時に服が殆ど乱れていない(=脱げていない)点等も◎。「ちょっと負けすぎだろ,正義の味方の癖に……」とは思いましたし,また少し絵の数が足りないかなとも思いましたが,沢山抜かせて貰ったので無問題。魔法少女系Hスキーならプレーすべき一作だと思いますね。



■着衣H部門■<番外>

 本年は着衣Hゲーは大豊作で,甲乙つけがたい面がありますので,この部門のみベスト1を選ぶのではなく,列挙形式とさせて頂きます。なお,私は着衣Hの評価に際しては
  ○「服装を殆ど着崩さない(服装の視認性を損なわない)でHすること」
  ○「ストッキング・靴下・ブーツを履いていることをH中にちゃんと描く」
の2点を重視しています。

 まず,ファンタジー系としてはエロ部門でも挙げた「−姫辱−プリンセスダブル狩り」(ネル)。姫・女騎士・エルフ・サッキュバス・王妃・魔女・メイド・村娘等,ファンタジー系で必須と思われる登場人物を完備し,それぞれに見合った着衣Hを繰り出してきている点が非常に良かったですね。

 魔法少女系としては同じくエロ部門で挙げた「魔法戦士プリンセスティア」(Triangle)。こちらも殆ど全て魔法少女コスでの着衣H(しかも,胸元程度しか開けず,殆ど脱がさない状態で事に及ぶ)なので,魔法少女を見て劣情を抱く人なら必ず満足できるのではないかと思いますね。

 ちょっと貴族的な衣装がお好みなら「Apocalypse-DEUS EX MACHINA-」(Tactics)がお薦め。H時に声が無い点が難点ではありますが,かんたか氏の描く着衣H絵は素晴らしいの一言。また,軍服でのHやボンテージ系でのH,ドレスH等を好まれる方にも◎。

 メイド・ウェイトレス系なら間違いなく「ショコラ-maid cafe "curio"-」(戯画)がベスト。あの複雑なメイド服やウェイトレス服を,全く脱がさず下着だけずらして挿入にこぎ着けたのは驚嘆の一言。メイドものとかってガーターストッキングと頭飾り,袖口だけ残してあとは全裸というふざけたゲームが多い(メイド服のままだと複雑になりすぎて線が混線してしまうので。まあ,全裸Hよりは遥かにマシですけどね)んですが,そんな中で,本作ではそういう手抜きは一切していません。原画家「ねこにゃん」氏の男意気をみた気がしましたね。

 現代ものでは「満淫電車」(BISHOP)。女教師やOLだけでなく,千尋のような学生服のデザインも非常によい。着衣H自体も,胸元を出しつつも服を全て脱がせてしまうようなことはなく,さらに,殆どの場合でスカートを脱がせず,ストッキング・靴下の描写も省かないその姿勢には非常に感心しました。また,「凌辱制服女学園〜恥蜜に濡れた制服〜」(SQUEEZ)も,ストッキング・靴下の描写の凝り具合や各種コスプレ(レースクイーンやチャイナドレス等)のデザインの良さ・着崩しの良さに惹かれました。両作とも徹底して着衣Hを追求している点が◎ですね。

 また,学園ものではそれこそ枚挙に暇がないですけど,特に,コスプレマン完備(w)でデザインの秀逸な制服での着衣Hを楽しめる「3LDK」(DEEP BLUE)や,ニーソを履いた萌え絵で「おじさま」と呼ばれながら着衣Hを楽しめる(ずいぶん局所的ですが……w)「痴漢者トーマス」(Xuse【吟醸】),絵麻たん@北都南お姉さんとのラブラブ着衣Hが堪能できる(これまた局所的ですが……w)「ときどきシュガー」(Xuse【純米】) が良かったですね。



■地雷部門■ 「紅が咲いた」(GAIA)

 「紅が咲いた」……動かないんですもの,問題外ですよね。勿論,絶対にお薦めしない作品です。



■総評■

 全体的には小粒な感のある作品が多かったように感じます。十把一絡げなADVが中心で,遊べるゲームや感銘を受けるシナリオにあまりお目にかかれなかったのは残念。「プレイヤーを楽しませる」という観点の抜けた,単なる紙芝居ゲームが多くなったのは個人的には好ましくないなあと思っています。また,昨年の「バルドフォース」のような,だれもが認める大作・名作の類が未だに殆ど登場していないのも寂しいですね。

 ただ,ここ数年純愛系優勢の風潮から軽視される傾向のあった,「エロの充実」というエロゲーでもっとも重要なファクターが,今年に入ってからまた見直され重要視される傾向が現れてきたことは歓迎すべき事だと個人的には思っています。やはりエロ有ってこその「エロゲー」であり,エロが無ければそれは所詮「ギャルゲー」に過ぎませんからね。

 また,流石にシステム関連は昔に比べて充実傾向にあります。昔では考えられなかった便利な機能とかがついていて,プレーしやすくなったなあと思うことがしばしば。しかし,反面,機能は充実するようになったんだけど無意味に高スペックを要求するゲームややたらと動作が重いゲーム,さらには動作が不安定で良くフリーズしたり落ちたりするゲームやそもそもインストすらできないような,ゲームとしてはどうかと思うようなシステム地雷ゲーが多々出てきたのも事実ですね。去年もシステム地雷についてはかなり気になりましたが,今年はさらにその傾向が増しているように感じます。中には「ホントにデバッグしているのか?」と疑いたくなるようなゲームもあり,メーカー側の姿勢・モラルが問われるような場面も多くなりました(特に,老舗のメーカーでシステム地雷ゲーを出されると,神経を疑いたくなることもしばしば……)。もうすこしちゃんとしてほしいなあ,というのが率直なところです。

 絵は全体的に綺麗になったと思います。どのゲームも魅力的な絵が多く,あれもこれもと欲しくなってしまうことがしばしばあります。甲乙つけがたい(なので,今回敢えて評価をしませんでした)ですが,特に「かんたか」氏や「水島☆多也」氏,「ねこにゃん」氏や「斎藤なつき」氏などが今年に入ってから活躍めざましいように私は感じました。あとは無論,「望月望」女史や「まさはる」氏なども絵に更に魅力がかかって◎ですね。

 まだ9月。年末にはアリスソフトやエウシュリーの大作等も控えているようですし,年間総評を書く頃には,是非こちらをあっと言わせるような素晴らしい作品が出てくれるといいなあと思ってます。


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